人とのかかわりが教えてくれること
自分の話を頷いて聞いてくれることは嬉しいと感じることがわかった。自分は特別ではなく、他の人も同じように悩んでいたんだと知った。その背景を知ることで、安心感を得る。自己の一般化?潜入者の存在を知った途端、心にすぐさま壁をつくった。躊躇してしまった。心地よい空間のつながり、居場所をもう少し作りたかった。
過去の人が教えてくれるもの
私を表す表現がみつからないと彼は言った。覚えていないことの確証かも知れない。ただ、自分の意見を言えない、自信がない、転職しようとかは考えたことはないと言った。周りに恵まれていると。自分の居場所をつくるため、目の前のことに注力して今を生きる。内面のことは置いておきたかった。感覚を鈍らせるものが欲しい。
描写に引き込まれる
初めて寄席に行った。大声と場の一体感。話し手の内容に引き込まれたのか、話し手の話し方に引き込まれたのか。寝ている人も一部居た。2部までは集中できた、後はダラダラ続いていて内容が入ってこなかった。日常的なふとしたことも語り手の言葉選びで人を惹きつける。オチは言葉遊び。そして聞き手にいかに想像させるか。
終わりの始まり
返事はこなくなった。私が別れを告げる前に捨てた、自分が傷つく前に捨てた。整理対象ということ。彼の目的は自分の組織の中で働かせる操り人形にしたかった。私は吐き気と共にドライブ感のない窮屈な生活にうんざりして逃げ出した。彼の思い通りにはなれないし、なりたくない。習慣からの逃避は心の奥底で寂しさを覚える。
内面から湧き出るもの
同級生が微笑ましい顔で息子を抱っこしていた。私は仏頂面で立ちすくんでしまった。羨ましい気持ちで一杯になったが自分には無理だと思っている。彼らにとっての幸せと私にとっての幸せは違うと思い込んで突き進む。初めて図書館の自習室を使った。インプットとアウトプット。語る相手がいないがノートは受け止めてくれた。